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鱒達に出会う休日―サーモンフィッシング(忠類の夢)編―

鱒達に出会う休日のトリを務めるのは忠類川のサーモンフィッシング。私がニュージーランドから日本にやってきて、もっとも心の休まる釣り場といえばここ忠類川である。何せここでは私の大好きなサイトフィッシングができるからだ。サイトフィッシングとは、魚を見つけて、その魚をターゲットとして釣り上げる釣り方。この釣りを楽しむのには「水がきれいなこと」「魚が大きいこと」が絶対条件となる。魚が自分の流したフライを咥えるのを目の当たりにするのは、口から心臓が飛び出るほどエキサイティングだ。

しかし、忠類川の楽しみ方はこれだけではない。その類まれなロケーションは、まるでニュージーランドの川に立っているのかと錯覚させる。下流から、魚を探して上流へと移動しながら釣り歩くのもよし、ポイントを決めてランチバスケットを広げ、のんびりと家族や恋人と釣りの一日を楽しむのも良いだろう。ガツガツすることはない、魚はそこにいるのだから。「鱒達に出会う休日」を心いくまで充分に楽しんでいただきたい。そうそう、せっかくだからファッションにも気を使ってみてはどうだろうか。忠類川に合うファッションといえば、ハンチングにツイードのジャケット、ニッカボッカに膝までのブーツ、肩からはコットンのショルダーバッグで決まりだろう。そう、リバーランズ・スルー・イットの世界だ。

なお、忠類川でサーモンフィッシングを楽しむのには「忠類川サケ・マス有効利用釣獲調査申し込み」が必要となる。お問い合わせは01538−2−2341(忠類川釣獲調査事務局)へ 

詳細は01548−7−3100(塘路ネイチャーセンター)

 

 

 

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