Teddy Saito's Objection

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鱒達に出会う休日―ドリフトボートフィッシング編―

ドリフトボート、その名のとおり、川の流れに乗りながら釣りをするために設計されたボート。長さは5mほど、ボートの底は平らで非常に安定しているため立ち上がってキャスティングすることができるのが最大の特徴。本場はアメリカだが、そのファンは世界中に広がっている。

ドリフトボートフィッシングの利点はなんといってもフィッシングポイントへのアクセスの良さが挙げられる。川の中を移動するのだから、陸からは入れないようなポイントにも簡単には入れる。しかもアンカー(錨)を使えばボートを止めてキャスティングすることもできる。難しいのはボートコントロール。手漕ぎボートと同じくダブルオール(2本のオール)を使うのだが、ドライバーはボートの舳先を向いて座る、つまりオールの漕ぎ方がまったく逆で、腕を押し出す力で推進力を得る。このオールの使い方に慣れないと、ボートはとんでもない方向へと進んでしまう。

また、このボートを使うことのできる川は限られてしまう。ある程度の川幅と水量がなくてはならない。また、途中にダムや堰堤のある川も危険である。道東地域では釧路川がベストであろう、何しろ源流から河口までダムや堰堤の無い日本では珍しい川なのだから。

川の流れに身をまかせて、自然の懐に包まれながら、鱒達と遊ぶ一日を楽しんでみては。

お問い合わせは01548−7−3100(塘路ネイチャーセンター)

 

 

 

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