Teddy Saito's Objection
テディサイトウのオブジェクション
釧路新聞
キャンプの楽しみ方 フィッシングに関して |
キャンプの楽しみ方 −その1− 今年もアウトドアーには良いシーズンがやってきた。私もここ道東に移り住んでからはや2年、3回目の夏を迎えた今、楽しませていただいたこの自然を少しでも皆さんと分かち合えればと思っている。ただし、あくまでも私流の楽しみ方なのであしからず。 最初は昨年プレオープンした『虹別オートキャンプ場』(01548−8−2550)の楽しみ方。キャンプ場の良し悪しはなんといってもそのローケーションによって決まる。その意味ではここは「ファーストクラス」といっても過言ではない。深い森に囲まれ、その森を縫うように流れるシュワンベツ川、そしてその水を満々とたたえるシュワンベツダム。誰でもが遊び心をくすぐられる。 まずは夜の森に入ってみよう。足元を照らすのに十分な程度の小さな懐中電灯があればよい。暗闇の中、自分の五感のすべてを研ぎ澄まし森の声を聞いてみよう。虫たちの忙しそうに働く足音が、大木が水を吸い上げる鼓動が、もしかしたら夜の鳥の、歓迎の挨拶が聞こえるかもしれない。 朝、早起き鳥に起こされてしまったら、霧に煙るシュワンベツダムで釣り糸を垂れるのも良いだろう。静寂の中に「バシャ」というライズを聞けばしめたものだ。 こんな楽しみ方のできるキャンプ場、意外に少ないのを皆さんはご存知だろうか。 |
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