Teddy Saito's Objection
テディサイトウのオブジェクション
釧路新聞
キャンプの楽しみ方 フィッシングに関して |
鱒達に出会う休日―レイクフィッシング編― 神秘的な湖の多い道東地域、その中でも阿寒湖と屈斜路湖は釣人に人気が高く、シーズンともなると本州からも多くの釣人が訪れる。その多くは、岸からのキャスティング(投げ釣り)で楽しむ方が多いのだが、今回はボートを使ったレイクフィッシングをご紹介しよう。 レイクフィッシングと聞いて最初に思い浮かべるのはレイクトローリングだろうが、欧米ではボートからのキャスティングにも人気がある。ボートを移動の手段として使い、船上からフライやルアーをキャスティングする。また「ハーリング」という釣り方も面白い。簡単に説明すると、フライフィッシングの道具を使ったトローリングで、シンキングラインの先にストリーマー(小魚に似せたフライ)つけてボートで引く。フライは水面下1メートル位のところを泳ぐので魚がかかったときのファイトは格別だ。この釣り方だと、キャスティングは必要ないので、初心者の方で、とにかくフライで魚を釣ってみたいという方にはお奨め。30年程前、手漕ぎボートでハーリングをしてヒットのあったところへキャスティングをするという釣り方をよくしたものだ。まだ魚群探知機が一般的ではなかった時代である。 阿寒湖、屈斜路湖ではボートフィッシングのツアーサービスを行っている会社もあるので利用してみてはいかがだろうか。夏の一日を優雅に過してみるのもよいのでは。 また、屈斜路湖では「屈斜路湖の魚を育てる会」(0154−2−2191事務局、弟子屈町役場、松岡さん)が毎年稚魚放流を行って魚資源の確保に努めている。皆さんのご協力をいただければと思う。 お問い合わせは01548−7−3100(塘路ネイチャーセンター) |
© Earth
Circle Limited |