秋のワカサギ釣り

夏も終わりを告げ、草木や動物たちはもうすでに秋の様相へと変わりつつある。今回はそんな道東の短い秋を探しにワカサギ釣りに行こう。

川面に立つと、夏の喧騒さとはうって変わって、水の流れも穏やかに、そして静かに季節の変化を受け止めているようだ。そのような静けさの中で釣り糸をたらし、ゆっくりと流れてくる玉浮きを見つめていると、そっと秋風が頬を撫でていく。そんな情景の中でゆったりとした時間を過してみるのも、秋ならではの楽しさではないだろうか。

仕掛けは簡単、三�bほどの手竿とワカサギの仕掛け（穴釣り用）があればいい。餌は赤サシを使うのが一般的だが、最近ではバイオ餌（合成の餌）もあるので生餌が苦手な方も大丈夫。道糸に玉浮きをつけてワカサギのいそうなところを流してやればオーケー。晩御飯のおかずとまではいかなくとも、ビールのおつまみぐらいにはなるだろう。

できれば、ピクニック気分でお弁当やテーブル、クッキングウエアーなども持っていき、その場で天ぷらなどにしても楽しいのではないだろうか。いずれにしても、日長一日のんびりと過し、小さな秋でも見つけていただけたら幸いである。

なお、釣具のレンタル、ワカサギ釣りツアーなどを開催している業者もあるので利用されるのもいいだろう。

詳細は０１５４８−７−３１００（塘路ネイチャーセンター）までどうぞ。