トレッキング―フィトンチッドの森編―

塘路湖畔にある、小さな小さなトレッキングコース。その名も「フィトンチッドの森」（５７０�b）出入り口は、塘路湖キャンプ場の駐車場と標茶町郷土資料館の裏にある。数少なくなった自然林の中に整備された遊歩道が作られている。

森の中には、その季節によってさまざまな動植物が迎えてくれる。バードウォッチング、アニマルウォッチング、森林浴などを楽しむと良いだろう。今の時期なら巣立ちで忙しい、アオジやアカゲラの幼鳥が見られるかもしれない。また冬の散策も格別で、雪の上に残された小さな足跡を探しながらのんびりと歩くのも気持ちの良いものだ。

四季を通じて楽しめる、この「フィトンチッドの森」この森に入るのに必要なものは双眼鏡や図鑑などではない、自分の五感すべてを研ぎ澄まして森からのメッセージを受けようとする気持ちだ。あなたにはどんなメッセージが届くのだろうか。

帰りには郷土館、エコミュージアムセンターなどにも立ち寄ってみるのもいいだろう、新しい発見があるかもしれない。また、塘路湖もすぐ近くなのでキャンプ場でランチというのもいいのでは。家族で気軽に来ていただきたいポイントのひとつである。

詳細は０１５４８−７−３１００（塘路ネイチャーセンター）へ