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これでいいのか釧路港祭り

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これでいいのか釧路みなと祭り

2001年、釧路港祭りで3、4歳の迷子を見つけ保護した。
同じ様な年頃の子供のいる親としては小さい子が一人でうろうろしているとどうしても声をかけてしまう。案の定、親とはぐれてしまったその子はまだオムツが取れてなく、そのオムツはおしっこで満杯、外へ漏れているではないか、かわいそうにズボンにまでしみだしていた。さっそくワイフが抱きかかえ迷子相談所、または港祭り本部を探しに行く。その間、私は自分の子供たち3人とワイフを待つことに。どうせ、係りに預けて迷子の放送でもしてもらえればすぐに親も見つかるだろうとたかをくくっていたのだが・・・30分経っても、40分経ってもワイフは帰ってこない。1時間後、ようやく帰ってきたワイフにどうしたかと話を聞いてビックリ。なんと、迷子相談所も港祭り本部も無く、警察官の姿も無かったという。たまたま、「よさこいソーラン」の実行委員がいたので預けてきたという。その彼らもはじめは警察へ連れて行けといっていたというのだからあきれたものだ。

兵庫県、明石の事件からこのようなイベントにおいてやっと日本でもリスクマネージメント(危機管理)に対する対策が真剣に行われるのかと思っていたらとんでもない。主催者は何を考えているのか。警察は釧路市はどのような観点から許可を出したのか。あのように多くの人が集まる場所で迷子が出ないと考えていたのだろうか、何かトラブルが起きないと考えていたのだろうか。一度問いただしてみたい。

今ごろあの子は保護者のもとで安らかに眠っているだろうが、あわただしい雑踏の中で味わった寂しさと不安は一生彼の心に残るだろう。もちろん、迷子にしてしまった親の責任は重い。しかし迷子が出ることすら予想することもできない、いやそれに対する危機管理もできない主催者にこのようなイベントを行う資格などないのではないだろうか。ただ、今回は、大きな事故がおきなかったことだけが救いである。

 

以下、友人でもある、某新聞社の記者とのメールでのやりとり。

>はA氏

> 神戸であんな事件があったばかりなので、
> メイルをいただいて、一瞬びびりましたが、
> 奥様ともどもたいへんな目に遭いましたね。

そんなそんな、大変なことは無かったですよ。
子供には罪はないですからね。

> さて、釧路報道部を通じて港まつりの実行委員会に
> 確認してみたところ、「駅前のメーン会場の北大通に
> 面した駐車場にテントを張った本部は設置してあった」
> とのことです。

迷子がいたのはメイン会場ではなく、MOOの横のよさこい会場と縁日会場の間ですよ。実行委員会ではそちらの会場まで面倒を見切れないということなのでしょうかね。
迷子を保護したらそこまで連れて来いという事なのですかね。

> 釧路報道部で実行委に確認してくれた記者によると、
> 実行委側も「申し訳ないことをした」と殊勝に話していた
> とのことです。
> というわけで、「本部がなかった」という形で記事にする
> ことはできません。もし、気持ちが収まらないようでしたら
> 「読者の声」とか「はいはい道新」という投稿欄に意見と
> して送っていただいても構いませんが、趣旨は実行委に
> 伝わっており、恐縮しているのでいかがでしょうか。

納得がいかないのは、誰に聞いても「本部はない」「警察に連れて行けば」という回答しか帰ってこなかったこと。
警察官どころか警備員すら見当たらなかったこと。
こういった危機管理のなされていないイベントが大々的に釧路の名を冠して行われているということに疑問をもっているのです。

殊勝にとか恐縮とかいった問題ではなく、実際に反省をしているというのなら来年以降(も続くのですよね?)、どのような対策をとるのか明確にしていただかないときっと変わらないと思うのですがいかがでしょうか。

そして、そうしなければいつかきっと大きな事故がおきるということを祭りを楽しみにしている人たちに知らせるべきではないでしょうか。

私が言っているのは、本部があるなしではなく、こういった危機管理のなされていない祭りが実際に行われており、これからも同じ体制で続いていくということに疑問をもっているということです。

そして、もっとも大切なことはこのような状態が改善されるということです。
殊勝にとか恐縮とかいった言葉ではなく、反省と対策の言葉を聞きたいものです。
その意味では、この問題を公にしないといけないのではないでしょうか。そうしないとうやむやのうちに消えてしまうような気がします。

後日

> テディさま
> 実行委の「申し訳ない」という言葉は、確かに、
> 反省と対策の言葉ではありませんね。
> 具体的な対策がなければ再発の可能性もあるという
> ことも、よくわかります。
> 会場の場所など詳しいことは私もよくわかりませんので、
> 釧路の担当記者にあらためて問い掛けてみます。
> 記事化が可能かどうかは、取材を担当している釧路の
> 判断になってしまうとは思いますが、少々時間をください。

その後、A氏からわざわざお電話をいただき、時間もたっていることなどから釧路の担当記者には記事にする意志がないとのお返事をいただきました。

来年の対策に期待するしかないようです。

 

 

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