Teddy Saito's Objection
テディサイトウのオブジェクション
釧路新聞
キャンプの楽しみ方 フィッシングに関して |
これでいいのか釧路みなと祭り
2001年、釧路港祭りで3、4歳の迷子を見つけ保護した。 兵庫県、明石の事件からこのようなイベントにおいてやっと日本でもリスクマネージメント(危機管理)に対する対策が真剣に行われるのかと思っていたらとんでもない。主催者は何を考えているのか。警察は釧路市はどのような観点から許可を出したのか。あのように多くの人が集まる場所で迷子が出ないと考えていたのだろうか、何かトラブルが起きないと考えていたのだろうか。一度問いただしてみたい。 今ごろあの子は保護者のもとで安らかに眠っているだろうが、あわただしい雑踏の中で味わった寂しさと不安は一生彼の心に残るだろう。もちろん、迷子にしてしまった親の責任は重い。しかし迷子が出ることすら予想することもできない、いやそれに対する危機管理もできない主催者にこのようなイベントを行う資格などないのではないだろうか。ただ、今回は、大きな事故がおきなかったことだけが救いである。
以下、友人でもある、某新聞社の記者とのメールでのやりとり。 >はA氏 > 神戸であんな事件があったばかりなので、 > さて、釧路報道部を通じて港まつりの実行委員会に
迷子がいたのはメイン会場ではなく、MOOの横のよさこい会場と縁日会場の間ですよ。実行委員会ではそちらの会場まで面倒を見切れないということなのでしょうかね。 > 釧路報道部で実行委に確認してくれた記者によると、 納得がいかないのは、誰に聞いても「本部はない」「警察に連れて行けば」という回答しか帰ってこなかったこと。 殊勝にとか恐縮とかいった問題ではなく、実際に反省をしているというのなら来年以降(も続くのですよね?)、どのような対策をとるのか明確にしていただかないときっと変わらないと思うのですがいかがでしょうか。 そして、そうしなければいつかきっと大きな事故がおきるということを祭りを楽しみにしている人たちに知らせるべきではないでしょうか。 私が言っているのは、本部があるなしではなく、こういった危機管理のなされていない祭りが実際に行われており、これからも同じ体制で続いていくということに疑問をもっているということです。 そして、もっとも大切なことはこのような状態が改善されるということです。 後日 > テディさま その後、A氏からわざわざお電話をいただき、時間もたっていることなどから釧路の担当記者には記事にする意志がないとのお返事をいただきました。 来年の対策に期待するしかないようです。
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